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【特別対談】安心してスポーツを楽しめる社会を目指して:コロナ禍におけるスポーツのあり方を考える

日本ライフル射撃協会会長  松丸喜一郎氏 惣田紗莉渚-対談画像

INTERVIEWER’S PROFILE

日本ライフル射撃協会 会長

松丸喜一郎氏

ICheck 疫学調査コンソーシアム

アンバサダー

SKE48

惣田紗莉渚

スポーツ業界は新型コロナウイルスによって大きな影響を受けた業界の1つです。競技によっては複数人で行われるものも多く、無観客試合やオンラインでの大会開催など様々な方向性が模索されています。

今回は日本ライフル射撃協会会長である松丸喜一郎さんとICheck 疫学調査コンソーシアムのアンバサダーを務めるSKE48の惣田紗莉渚さんがウィズコロナのスポーツのあり方について語り合いました。

コロナ禍におけるスポーツ業界の変化について

惣田

私たちSKE48は「1日でも早く、安心して会える日のために。」というメッセージのもと、新型コロナウイルス感染症のための抗体検査キット・抗原検査キット「ICheck」のアンバサダーをさせていただいております。

本日はウィズコロナ時代のスポーツのあり方をテーマに日本オリンピック委員会の副会長であり、日本ライフル射撃協会会長でもある松丸様にお話をお聞きできればと思います。

松丸

よろしくお願いします。

惣田

新型コロナウイルスの影響によって様々な業界に変化が生じていると思います。
わたしたちSKE48はコロナウイルスの影響で握手会がオンラインでのお話会になり、コンサートも無観客の配信ライブになるなど大きな変化がありました。

松丸副会長が感じていらっしゃるスポーツ界での変化を教えていただけますか。

松丸

スポーツの主役であるアスリートたちが集まって練習できなくなっているのは非常に大きな問題です。スポーツには個人競技と団体競技がありますが、団体競技の場合はどうしても密集・密接になります。格闘技系もそうでうすね。ボクシング、レスリング、柔道などは非常に密接するので難しい工夫をしなくてはいけません。

一方で個人競技であるライフルの場合は一人で競技を行う個人競技です。隣の競技者との間にソーシャルディスタンスを確保すれば開催できる競技もあります。

確かにスポーツ全体で考えると、競技によって工夫をすれば選手たちが練習ができる、試合ができる競技もあるというのが現状です。

惣田

スポーツによって違いがあるということですね。

私は野球がすごく好きで、埼玉西武ライオンズの試合をよく観に行っています。今年も5回ほど観に行きました。

やはりスポーツは声の掛け合いなどがすごく大事だと思うので、難しさを感じています。

松丸

最近ではスポーツの三要素として「する人、観る人、支える(育てる)人」と言われています。

「する人」はアスリートです。その周りに「観る人」がいて、その「観る人」と「する人」が一体感を醸し出してスポーツの面白さや感動を作り上げられています。

今は野球も観客も入場制限されているので、片肺飛行みたいなものですよね。選手も観客の声援を受けながらやるのと、自分たちだけでやっているのとでは大きな違いがあります。

なので早く以前のような環境に戻るといいなと思います。

惣田

私も以前のように戻る時を待っています。

コロナ禍で中止が決まった射撃大会をオンラインで開催

惣田

松丸さんは日本ライフル射撃協会の会長をつとめてらっしゃるのですが、オンライン射撃大会を開催されたという記事を拝見しました。
スポーツ業界を見渡してもすごく先進的な取り組みだと思うのですが、選手の反応などいかがでしょうか。

松丸

はい。射撃競技には屋内と屋外の種目があるんですね。

屋外の種目というのは風や雨の影響を考えて撃つという競技なのですが、屋内は全く風や雨の影響を受けません。逆に言うと遠隔地でも全く同じ環境が作れるわけです。

そこで今回は8月の末にオンラインで屋内の射撃大会を行いました。

高校三年生は秋に引退する人が多く、就職や受験に備えて自分のクラブを引退しなければならない。今回のコロナ禍において になって一回も試合に出れないまま、引退するのではかわいそうだったので、高校生のオンライン全国大会を8月の末に開催しました。

今までは広島の大きな射撃場に全国の高校生が集まっており、広島の大会は参加人数が500名ほどだったのですが、驚いたことに今回はオンラインで900名ほどが参加してくれました。移動しなくてもいいということで参加者が増えたことは新しい発見でした。

それに何よりも大会に参加できて嬉しいと言ってくれた選手の声、これがとてもうれしかったですね。

オンラインの射撃大会が成功しましたので、今度は12月に東アジア、すなわち日本、韓国、中国、台湾、モンゴル、シンガポールも加えてユースの空気銃の大会をオンラインで開催するつもりでいます。

惣田

すごく素敵ですね。

松丸

ありがとうございます。

惣田

私たちもオンライン配信をする際に、現地に来れないけれど、お家から観れるということで楽しんでくださる方もいました。オンラインならではの良さというものもあると思います。

松丸

そうですね。私はアフターコロナでもオンラインの大会と実際に選手が集まる大会とを混ぜた形で今後も展開していけたらいいなと思っています。

コロナウイルス感染症のための抗体検査キット・抗原検査キット「ICheck」を使用した選手の声

惣田

競技前に新型コロナウイルス感染症のための抗体検査キット・抗原検査キット「ICheck」を使用していただいたと伺いました。使用した選手の皆様の反応はいかがでしたでしょうか。

松丸

この場を借りて「ICheck」をご提供いただいたことに深く御礼をしたいと思っています。

「ICheck」はライフル射撃協会、アーチェリー教会の強化指定選手が使っています。特に我々の強化拠点はナショナルトレーニングセンターと呼ばれて、国立の施設で行っています。非常に閉鎖されたトップアスリートの集まる拠点ですので、ここでクラスターを発生させては大変なことになります。来年のオリンピックに出れる選手がコロナ陽性となったら大変ですので、それを防ぐには定期的な検査を実施しなくてはいけません。

PCR検査はまだハードルが高いという点で悩んでいたところ、寄贈という形で抗体・抗原の検査キット「ICheck」をいただきました。定期的に選手・コーチ・強化拠点のスタッフに検査をさせていただいており、非常に助かっています。

選手に聞きますと、簡単に自分で簡単に血液をとってそれでチェックできるということで、手軽で便利だと言っています。

惣田

ありがとうございます。私も実際に検査をしてみたのですが、すごく簡単で驚いたんですよ。

松丸

あっという間に結果が出ますからね。

惣田

そうなんです。15分ほどで結果が出ました。
アイチェックがスポーツ選手の皆様の役に立っていると聞いて、アンバサダーをさせていただいている身としては嬉しいです。ありがとうございます。

松丸

感謝しています。ありがとうございます。

日本のスポーツ業界の今後への思い

惣田

冒頭でもお話しさせていただいたのですが、「ICheck」は「1日でも早く、安心して会える日のために。」にというコンセプトで取り組みをしています。

私たちSKE48はファンの方に早く安心して会える日を楽しみにしていて、エンタメ業界でもスポーツ業界でもリアルに勝るものはないのではないかと思います。

今後もウィズコロナが続きそうですし、スポーツ界における検査の必要性というのは感じていらっしゃいますか。

松丸

はい。完全にコロナが収束するまでは定期的に、理想を言えば毎日でも検査をして安心・安全を選手に担保する必要があると思っています。

これからのスポーツ界の話をしますと、スポーツ選手を支えてくれる一般の皆様に健康であって欲しいという思いがあります。

今までJOCも日本ライフル射撃協会も強い選手を育成して、オリンピックに出場して活躍してもらって、メダルを取ってもらう。それがテレビ放映されて、見ている国民の皆様に感動と勇気をお届けするということをしてきました。

果たしてそれだけでいいのかなということを最近は考えています。オリンピックで勇気と感動をお届けするのは一過性だと思うのです。4年に1度ではなくて、常に社会に恩返しができる、還元できるようなものを考えてなくてはいけない。

例えば社団法人日本ライフル射撃協会は慶應の医学部と一緒に共同研究を行っています。高齢者の養護施設に光線ピストルを持っていき、おじいさん、おばあさんに射撃をしてもらったんです。
そうすると、非常に脳が活性化しました。すなわち、脳の老齢化の防止に射撃が役立つという結論が出ています。

今は日本の平均寿命が上がって、医療費も膨大になってきていますよね。

惣田

はい。

松丸

そこでスポーツを医学と掛け合わせることで、医療費の削減と国民の皆様の健康寿命の延伸という形で社会にスポーツが寄与できたらいいなと考えています。

惣田

スポーツが医療にも役立つということですね。

松丸

そうですね。

最後に:ライフル射撃に興味を持つ若者への言葉

惣田

私は松丸さんのお話を聞いてライフル射撃に興味を持ちました。今回のオンライン射撃大会などを通じてライフル射撃に興味を持った方々に一言お願いします。

松丸

ライフル射撃競技はオリンピックでは10個もメダルがあるんです。
近代オリンピックはヨーロッパから発祥しましたが、ヨーロッパの方々の間で射撃競技というのが普及していたことが理由です。

ところが日本では銃刀法という厳しい法律があるので、本物の鉄砲を持つことが難しい。日本はそのような環境下にあっても射撃競技を普及しようということで、光線銃を作りました。この光線銃は銃刀法に抵触しませんので、若い人やはじめての人も射撃を楽しめます。

射撃というのは50%以上が集中力、精神力で勝負がつきます。ですから力がなくても女性でも、全く問題がなく戦えますので、ぜひ始めてみてください。

惣田

はい。集中力が心配ですが、がんばります。

「ICheck」が今後もアスリートの方のお役に立てば嬉しいなと思いました。ありがとうございました。

松丸

よろしくお願い申します。ありがとうございました。

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